ノルマンディー地方生まれ、ジャパニーズヒップホップ育ち。
活字好きなら大体友達。
活字好きとは大体同じ。
日本語勉強しだして20年経とうとする現在は
パリで翻訳家・通訳者として活躍中。
以下はフランス語に訳してきた作品のまとめになります。

作品リストをシンプルにご覧になりたい方はこちらになります。

漫画

原泰久『キングダム』

古代中国の春秋戦国時代末期における、戦国七雄の争乱を背景とした作品。中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた武将李信が主人公である。2013年、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した。2018年から仏訳に着手し、現在は完全版も訳しながら日本語最新巻の77巻まで追うことができた。

地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父親であり地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心とした様々な格闘家との闘いが織り成す長編格闘ドラマ。最初のシリーズの完全版の24巻分の次に、その続編の完全版の17巻分も終わらせ、現在はアートブックと第三シリーズの12巻まで仏訳進めました。

板垣恵介『グラップラー刃牙』

板垣恵介『バキ』

板垣恵介『範馬刃牙』

板垣恵介『刃牙30th THE ARTWORK OF BAKI』

企業・商人たちが巨額の利益を賭け、雇った闘技者によって素手による格闘仕合を行い、勝った方が全てを得るという「拳願仕合」。商人たちの争いを収める手段として江戸中期に発祥したと言われるそれは、現代にまで継承されている。 そして今、己の最強を証明せんとする謎の闘技者・十鬼蛇王馬が拳願仕合の舞台に足を踏み入れようとしていた。その内に野望を秘めたる乃木グループ会長・乃木英樹と王馬が出会った時、拳願仕合に大きな渦が巻き起こる。最初のシリーズの27巻まで翻訳終わらせて現在はその続編の29巻まで作業を進めてる。

サンドロビッチ・ヤバ子『ケンガンアシュラ』

サンドロビッチ・ヤバ子『ケンガンオメガ』

千葉から秋葉原までママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道。 入部を希望していたアニメ研究部が休部と知り肩を落とす彼は、ひょんなことから自転車競技部に入部することになる。 同級生の今泉や鳴子、先輩やマネージャーとともに努力するなかで、自転車で走る楽しさを知っていく坂道。フランスのスポーツ紙と協力し、現在13巻まで仏訳済み。

渡辺航『弱虫ペダル』

11世紀初頭、ヴァイキングたちが北ヨーロッパを荒らしまわっていた時代。物語の主人公・トルフィンは、かつて偉大な戦士だった父・トールズの息子。幼いころ、父を殺した傭兵団の首領アシェラッドに復讐を誓い、その一味に身を置きながら剣の腕を磨いていく。しかし、戦いの中でトルフィンはしだいに「戦う意味」「生きる意味」を見失い、やがて奴隷として生きることになった先で、穏やかで理想的な「ヴィンランド」という地を夢見るようになる。公式ガイドブックのみ仏訳。

幸村誠『ヴィンランド・サガ』

織守きょうや『記憶屋』

もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする?夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は大切なものを守るために記憶を消したいと願う人々に出逢うのだが・・・

漫画を2巻、原作を1冊翻訳。

河野裕『いなくなれ、群青

累計85万部突破の大人気小説、階段島シリーズ。その第一弾となる『いなくなれ、群青』を、原作者・河野 裕による完全書き下ろしのシナリオで、待望の初コミック化! 眩しく、切ないほどにまっすぐな真辺と、彼女を見守る七草――謎めいた”階段島“に生きる少年少女たち…。原作小説とは別の視点で語られる物語を、新鋭・兎月あいが、優しく、切なく綴っていく。

漫画3巻仏訳済み。

とうろう『勇者に敗北した魔王様は・・・』

かつて世界を恐怖に陥れた魔王は、ついに勇者との激闘に敗れ、力を失ってしまう。命からがら生き延びた魔王は、再び世界の頂点に返り咲くために――なんと「魔物ギルド」を設立することを決意。倒された配下たちの残党や、行き場をなくした魔物たちを集め、仕事を与え、報酬を払うという人間式のシステムで組織を立ち上げていく。最初は弱小なギルドにすぎなかったが、次第に有能な仲間が集まり、やがて魔王は支配ではな共存という新たな道を模索していく。ベルギーの出版社から依頼をいただき、現在3巻まで仏訳済み。

小説

石田衣良『娼年』

娼夫リョウ、20歳の夏の光と影を描く物語。
虚ろな日々を送る大学生のリョウは、ボーイズクラブのオーナー御堂静香と出会い、娼夫となる。様々な女性が抱く欲望の深奥を見つめた20歳の夏を鮮烈に描き出す恋愛小説。

金原ひとみ『アタラクシア』

最も幸せな瞬間を、夫とは別の男と過ごす翻訳者の由依。浮気する夫や文句ばかりの母親、反抗的な息子に、限界まで苛立つパティシエの英美。妻に強く惹かれながらも、何をしたら彼女が幸せになるのか分からない作家の桂……。望んで結婚したはずなのに、どうしてこんなに苦しいのだろう──ままならない結婚生活に救いを求めもがく男女を、圧倒的熱量で描き切る。第5回渡辺淳一文学賞受賞作。仏訳終わらせたが、出版自体未定。

エッセイ

湯浅誠『反貧困』

うっかり足をすべらせたら,すぐさまどん底の生活にまで転げ落ちてしまう.今の日本は,「すべり台社会」になっているのではないか.そんな社会にはノーを言おう.合言葉は「反貧困」だ.その現場で活動する著者が,貧困を自己責任とする風潮を批判し,誰もが人間らしく生ることのできる社会へ向けて,希望と課題を語る。

吉見俊哉『原子力の夢』

二〇一一年三月一一日の原発事故の拡大で、私たちの「豊かな戦後」の終焉は決定的となった。この事件は、私たちが求めてきた経済成長の帰結として生じた事件である。戦後日本において、原子力はいつしか被爆の「恐怖」から成長の「希望」の対象へと変容し、夢と平和の象徴として受け入れられていく。大衆の日常と社会意識は、いかにしてこの明るい未来のスペクタクルを欲望し、受容したのだろうか?戦後日本の核受容を、「原子力的な陽光」の冷戦期から「放射能の雨」のポスト冷戦期への変遷の中にさぐる。INALCOから依頼を頂き、現在は出版待ち。

石井光太『遺体 : 地震、津波の果てに』

2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった―遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、壮絶なるルポルタージュ。HONYAKUDANというボロンティア翻訳グループの一員として翻訳に関わった。

ライトノベル

川原礫『ソードアート・オンライン』

2022年、世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》がサービスを開始。だが開発者・茅場晶彦が現れ、ログアウト不能、ゲーム内での死=現実での死だと宣告する。プレイヤーたちは浮遊城アインクラッドの最上階を目指し、生還を賭けたデスゲームに挑む。少年キリトもその一人として、過酷な戦いの旅へと踏み出していく――。

(現在日本語版の26冊目まで仏訳済み)

支倉凍砂『狼と香辛料』

行商人クラフト・ロレンスは、旅の途中で「ヨイツの賢狼」ホロと名乗る、狼の耳と尻尾を持つ少女と出会う。かつて村の豊穣を司る神として祀られていたホロは、忘れ去られつつある自分の存在に寂しさを覚え、故郷ヨイツを目指す旅に出る。ロレンスはそんな彼女を同行者として迎え、商売と冒険を重ねながら、次第に心を通わせていく――。

17冊まで翻訳済み (完結)

橙乃ままれ『ログ・ホライズン』

人気オンラインゲーム《エルダー・テイル》の熟練プレイヤー・城鐘恵は、ある日突然、自身のキャラクター「シロエ」としてゲーム世界に取り込まれていることに気づく。同じ状況に陥った数万人のプレイヤーたちは、法も秩序もない世界で混乱に陥る。シロエは仲間たちと協力し、この世界での秩序の回復や現地の人々との共存、そして元の世界への帰還を目指して行動を始める――

このシリーズに関しては1冊目だけ担当。